幸せな結婚を引き寄せるための婚活にオススメの本5選

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婚活をしようかな、と思ったときに、今、この記事を読んでいるように、インターネットでさまざまな情報を収集するでしょう。

インターネット上での情報収集は、ときに「あれ? なんでこんなところに辿り着いちゃったの?」みたいな情報の迷宮に入り込むことがあります。それはそれで楽しい体験ではあります。

「読む(見る)」のと似た行為で「読書」があります。

いわゆるコロナ禍の中、短縮営業中の書店のレジ前には、分厚い本を何冊も抱えた人たちが並んでいました。

ネットでの検索に疲れた人たちが、読書回帰をした、物語に癒やされることを求めた、とも言われています。

ネットの情報収集と読書が大きく違うのは、迷宮に入り込むか、あるいは別の世界に安全に飛び込むことができるか、ということかもしれません。

1冊の本を読み通している間、あなたの前に広がる世界は、その本の世界だけ。さまようことなく、著者が作り上げる世界を安心して歩くことができます。

婚活成功者は本を読んでいる?

結婚相談所のオフィスに行くと、カウンセリングブースには婚活本が並んでいます。

婚活カウンセラー自身も日々勉強ですし、書籍化されている婚活情報は、仮にブログの書籍化だとしても順序立ててあり、整理されています。

例えば婚活体験者ブログはユニークに誇張されていることもあり、そのまま鵜呑みにするのはとても危険です。

ある結婚相談所の婚活カウンセラーは、入会前の無料相談カウンセリングの際、ネットの情報を引き合いに出すし過ぎる人に対しては警戒し、ときに「ネットの情報を拾い過ぎないようにしましょう」と諭すことも。

その上で、その人に合った「婚活本」を薦めることがあります。

そこにあるHowtoを素直に受け止められる人は、やはり「婚活成功者」への道に最短で辿り着けることが多いようです。

読書することのメリット

読書の愉しみは、そこに書かれている文章をガイドに「自分だけの想像の世界を旅することができる」ということ。これまで磨いてきた五感や自分の体験をサポートにして、より広い世界を楽しめるのが読書の醍醐味です。

たとえそれが小説ではなく、婚活Howto本でも、ビジネス書でも、歴史書でも、古典でも。

例えば「イヤミス」というジャンルがあります。

「嫌な後味が残るミステリー」の略ですが、イヤミスが大きく支持されているのは、自分の代わりに登場人物たちが「イヤ」を引き受けてくれるから。

読者は安心して安全な中「ものすごくイヤ」を体験できるのです。

読書の習慣は情報収集のみならず、五感を刺激し、想像力のトレーニングになります。

そしてこの「想像力のトレーニング」こそ、婚活力最大のスキルアップなのです。

幸せな結婚を引き寄せるための婚活にオススメの本5選

「自分に合った本」を探すなら、ネットショップの「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」の他、実際に図書館や書店に赴いて、平積みにされている本や書架に収まっているもので「ピンッ」と来るものを手にとって、パラパラと開いてみるのがオススメです。

漫画かよ! とツッコミたくなりますが、本棚から「運命を変える1冊」が落下して頭に当たった、なんて話もゼロではありません。

そのほか、誰かに「私にオススメの本を教えてください」と訊いてみるのも、普段自分では絶対に選ばないような本のタイトルを教えてもらえることがあり、よい方法です。

今回は、婚活カウンセラーA子さんに「幸せな結婚を引き寄せるための婚活にオススメの本」を教えていただきました。

まずは自分を「明らかに」見る

お金の神様に可愛がられる「人づき合い」の魔法(KADOKAWA) 藤本 さきこ

「『お金の神様に可愛がられる方法』から続く3部作の3冊め。

著者の藤本さきこさんは月収10万円以下のシングルマザーから実業家へと華麗な転身を遂げた女性。

彼女が成功したのは自分の『本当の気持ち』を『明らめる』=『明らかに見る』ことを、ノートにひたすら書き綴ることで、ただ淡々と続けた結果、ということを3冊の著作を通して伝えてくれています。

自分が抑えてきた感情のあらわし方や、ごまかし方の罠のようなものが実例入りで記されているので、時々読み返します。

私自身はこの本を会員の方に読むように、という勧め方はあまりしないです。

明らかに自分の確信に触れるのを避けている人に、どんな投げかけ方をするのがよいかのヒントが欲しいときにページをめくります(婚活カウンセラーA子さん談)」

筆者の本棚にもありますが、ひたすら「私、どうしたい? どうありたい?」とノートに書く、という行為は無心になれ、私にもピッタリだな、と感じます。

自分軸というものがイマイチ感じられない人にオススメです。

なぜ私の愛は重くなるのか、を男性目線で検証する

大好きな彼に絶対愛される! 掟やぶりのLINE術(KADOKAWA) 広中 裕介

「男性婚活カウンセラーも参考書として活用している1冊です。

カウンセリングブースの本棚に置いて、会員の方が手に取りやすいようにしています。

思い当たる人は手に取るみたいですね(笑)。添削例もあるので、こじらせ女子にはそこを開いて『これよ! これ!』と見てもらっています。

また、入会前のカウンセリングを受けに来られた方が『あ、私も読んでます!』なんておっしゃることも時々ありますね。(婚活カウンセラーA子さん談)」

筆者は弘中祐介さんのブログを何度か読んだことがあり、本は今回A子さんに紹介されて初めて手に取りました。これを男性が指南している、というのが「使えるなあ」としみじみ思います。

祐介さんのブログで知った最強フレーズは「(言い切って)るん♪」。自分の愛情の重さにもううんざり! と思うこじらせ女子には、ぜひ手にとってもらいたい1冊です。

魂の器である「カラダ」を、改めて考える

幸せなセックスの見つけ方 自分をまるごと好きになる「ひとり宇宙」レッスン(河出書房新社) 剱持 奈央

「セックスは原則として結婚に欠かせないものです。でも、おろそかにして関係をこじらせてしまうのも、またセックス。

うちの相談所では婚前交渉=即、成婚退会なので、どうしても自分の感覚や感性でセックスの相性のようなものを判断しなくてはいけないんですね。

そんな中、お話をしていくと性に対しての著しい恐怖心があって、これまでの恋愛に支障をきたしていた、という方に時々出会います。

この本もカウンセリングルームの本棚に置いて、自由に手にとっていただけるようにしています。(婚活カウンセラーA子さん談)」

著者の剱持さんはレイプ、摂食障害、うつ、アトピーなどの経験から、自分との、そして大切な男性とのパートナーシップの築き方を伝えています。

セックスについて、甘く、温かく、優しく、喜ばしいもの、という印象が抱けない、という人は、一度手にとってみてはいかがでしょう?

この著書以降、実践的な女性器ケアや女性向けのセックスライフの指南書も増えました。

パートナーと、どんな生涯を築きたいのか

貝がらと海の音(新潮社) 庄野 潤三

「これは私が個人的に好きな作家の作品です(笑)。

会員さんとお話をしていて、あまりに条件ばかりで婚活していたり、ウエディングドレスを着ることばかり訴えてくるのが続くと、さすがの私もへなへなになります。

そんなときに庄野潤三さんの晩年の作品群をお風呂の中や寝る前に読みます。

この作品の気分が満タンになると、また『幸せな結婚への道』のお手伝いに全力投球できるんです。(婚活カウンセラーA子さん談)」

『プールサイド小景』で芥川賞を受賞した「第三の新人」庄野潤三氏の晩年の作品。

3人の子どもたちが巣立ち、孫を連れて作家が住まう「山の上の家」を訪れるのを楽しみに生きる老夫婦の静かで豊かな日々。

ご近所さんから届けられる季節のおいしいもの、春と秋に訪れる大阪阿倍野の墓参り、宝塚での観劇、孫たちへの優しい眼差し、夫がハーモニカを吹き、その伴奏に合わせて妻が歌うひととき、妻がふるまう故郷の味「かきまぜ」など、ひたすら作家の日常が綴られる(口悪く言えばコピペで済みそうな)「小説」なのですが、こんな結婚に憧れる方もいらっしゃるかもしれません。

一連の作品群は10年ほど続き、静かなブームを巻き起こしました。

これは結婚のリアルなの?と思わせる大人のためのおとぎばなし

真昼なのに昏い部屋(講談社) 江國 香織

「庄野潤三さんの本を紹介したら、江國香織さんも紹介しないとでしょう? と思って。ある種、真逆で残酷なんだけど、独特の文体がおとぎ話みたいで大好きな作品です。

この文体じゃなかったら多分読まないです。こいつらにイラっとするから(笑)。アンモラル(背徳的)なものって、小説だから安心して味わえますよね。(婚活カウンセラーA子さん談)」

幸せな結婚をしたい! と考える人にオススメしてよいか一瞬迷いましたが(笑)、読書の愉しみは、こんなところにもあるでしょ、ということでA子さんに差し替えを依頼せずにご紹介することにしました。

「せめて、きちんとした不倫妻になろう」というセンセーショナルなフレーズ。

会社社長の夫・浩さんと、まるで軍艦のような広い家に暮らす美弥子さんは、家事もしっかりこなし、「自分がきちんとしていると思えることが好き」な主婦。

筆者の本棚にも収まっていますが、いってしまえば「陳腐な不倫」を、卓越した文体で描き出した、大人のためのおとぎ話。

条件だけで結婚相手を探そうとしている方、息抜きに手にとってみては?

本を読む時に気を付けるべきこと

インターネット上の情報も本を手に取るときもそうですが「素直な自分」でいることがとても大切です。言い換えれば「私はこう思う」「私はこう感じる」という部分を大切にする、ということ。

著者/作家も万能ではありませんし、情報も日々進化します。

それに対し「私はこう思う」という「自分軸」をしなやかに、それでいて強く持っていることを心がけましょう。情報を鵜呑みにして「ノイローゼになったカメレオン」みたいにならないことが大切です。

また、違和感や疑問を感じたら、それは自分の中の、さらに深い部分にまでコミットするチャンス!

ベストセラーと呼ばれる本を手にしたとき、「ん?」「好み……、じゃないかも」と思っても、なるべく読み通すよう心がけましょう。

本の内容に違和感や疑問を抱く、ということは「私の好み」「私が目指すもの」を見つけに行く地図を手にするようなものです。つまり、自分軸の見える化の第一歩。

「クッソみたいだったわ!」という感想だけが残ったとしても、通読し、それに触れた、自分なりの見解を持てた、ということには大きな価値があります。そして次回からは、より自分の好みに近いものを手に取れるようになるはずです。

もちろん貴重な時間を費やすわけですから、不愉快が募るようでしたら、読まない、という選択もとても大切なことですけどね。

とはいえ、読書体験の中では「あのときクッソみたい! って思ってた本」が一生の宝物みたいに「化ける」こともよくあることです(筆者にとっては村上春樹さんの『国境の南、太陽の西』がそうです)。

ですので、興味を持った本、タイトルや評判を参考にして手にとった本は、「これもご縁ね」と、なるべく通読するのがオススメです。

「頑張って最後まで読んだけど、ホント、クッソみたいでした!」と人に言えるなら、「自分軸」が強くしなやかに備わっている、ということの証にもなりますし、話題のネタにもなります。

読書のチカラを借りて幸せな結婚を目指そう

「読書することのメリット」で、「想像力のトレーニング」こそ、婚活力を上げる、とお伝えしました。

婚活をする上で大切なのは、コミュニケーション力。お相手候補の方とはもちろん、担当の婚活カウンセラーに対しても必要です。

そしていちばんコミュニケーションを深くとりたいのは「自分自身」。

マナーやエチケットもコミュニケーションスキルのひとつで、とても大切なことですが、それ以上に大切なのは、自分や相手が、どう考え、どう感じ、どう思い、どうしたいのかを受発信するチカラです。

それを支えるのが「想像力」。

実際の人々との出会いだけでは想像力のトレーニングにも限界がありますが、読書では遥かに多くの物語を通して、想像力のトレーニングができます。

人間というものを「想像」していく。「なぜこの人は、こうなのかな? こうっていうことは、アレなのかな?」等、実際のお見合いや交際に至る中での「質問力」の強化にも繋がります。

そして想像力に配慮が加われば「気配り」や「愛」に繋がります。

お見合いの相手にそれが伝われば「交際に進もう」「プロポーズしよう」という意志に導けますし、自分に向けられれば「自愛」に繋がります。

自愛とは、自分を適切に大切にし、尊重する意志です。自分を愛せる人には心のゆとりがあり、他者への愛情も適切に注ぐことができるのです。

また、文脈から情報や感情を読み取る訓練を積むことで、自分にふさわしくないものを排除する「選択力」を培うこともできます。

豊かな時間の中で自分に必要なチカラを鍛える訓練ができる「読書」。

婚活をきっかけに、今よりもう少しだけ、本を手にとってみませんか?

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